猫と暮らす前に
猫を家族に迎える前に確認してみましょう。猫は大事な家族、大事なパートナーです。
猫を家族に迎える事に家族みんなが賛成をしていますか?
猫はペットではなく「家族」です。
人間同様、家族から愛されて過ごさなくては不幸になってしまいます。
猫を嫌いな人がいれば、猫の人格形成にも悪影響を及ぼします。
また、人間の都合で捨てるなんて事はもっての他です。
猫を人間同様、尊重してあげられる環境で家族に迎えてあげて下さいね。
猫のお世話は出来ますか?
猫はご飯を食べ、ウンチもオシッコもします。
年に一度の予防接種も猫の病気を防ぐために必須です。
・お水をとりかえる
・ご飯をあげる
・おトイレをお掃除してあげる
・ブラッシングをしてあげる
・爪を切ってあげる
・爪とぎを用意してあげる
・体調管理に努めてあげる
は当然の事ながら、人間のルールを押し付けるのではなく、猫の感覚を理解し、
尊重しながら共生してあげましょう。
人間が猫の目線になって「人間にとっての迷惑な行為」等を予防してあげる事が大事です。
金銭的な余裕はありますか?
猫と一緒に暮らすにはお金がかかります。
まず一番身近なものはご飯代です。
あまり安いフードは安いなりのフードで、猫の病気でもっとも多い泌尿器疾患などに対応していません。
(「対応」と書いてあっても効果が薄いものが多いです。)
猫の健康を考え、それなりの品質のものを選べば多少高くなってしまいます。
次に、おトイレのお砂ですが、これも常に清潔を保てるようにこまめに猫砂を取り替えてあげます。
これに加え、一年に一回の予防接種に加え、去勢・避妊手術の費用、
予期せぬ事故や病気のための医療費も考慮しなくてはいけません。
猫に何かあった時「お金がない」という理由で可哀想な思いをさせる事だけはやめましょう。
動物と一緒に暮らしても大丈夫なお家ですか?
マンションやアパート、借家などの賃貸物件では全てが「ペット飼育可」ではありません。
隠れて飼育し、万が一立ち退きを言い渡された場合、どうしますか?
お金がないという理由で引越しが出来ず、猫を捨てる…というのはあってはなりません。
また、「ペット飼育可」であっても、「小動物のみ」「小型犬のみ」など、様々な条件もありますので、
事前に確認を行ってください。「小動物のみ」は要注意です。
大家さんと不動産屋さん、管理会社によって「小動物」の意見が異なる場合もありますので、
入居前に必ず確認をしましょう。
一緒に住む人に猫アレルギーの人はいませんか?
猫アレルギーでも軽度のものであれば、
毎日猫のお世話をし、室内を清潔に保つ事で一緒に暮らすことは出来ます。
軽度のアレルギーを持った方でも猫と暮らしている方は多くいます。
しかし、重度の人の場合、ご本人がとても苦しい思いをしてしまうので
喘息やアトピー、皮膚炎の人がご家族にいる場合、
ご自身も含めて一度病院でアレルギーがないかを調べてみましょう。
猫と暮らす前のコツ
猫に関するたくさんの書籍が販売されています。
インターネット情報だけではなく、猫飼育に関する本も読んでみましょう。